つま先の先っちょからあむ toe-up靴下の編み方(つま先編)
日本の靴下本は ほとんどといっていいほど 履口から編む方法です。
他の国でも 大多数は履口なんですけど 糸が余分にない とか、ぎりぎりまでで編みたいとき、履口からあむと
すんでのところで編めなかったりすることもあったりします。
こういう糸はセルフストライピング糸といって そのまま編むと味のあるストライプに編めるものです。 が スタートを合わせないと あれ?な両足になってしまします。
そういう場合は やっぱりつま先の先端から編みましょう。
きっちり柄を揃えるのも比較的ラクな方法です。
というわけで今日はターキッシュキャストオン を覚えましょう♪
肉体労働者なのでとても汚い手です ごめんなさいね。
まず 糸の最初を決めます。わかりやすいところを探します。(この糸はグレーの始まり位置)
色合わせの必要のない場合はいきなり輪っかを作って始めます。
輪っかをつくります。これは糸がずれないようにする為で後で外します。
針は2組みの輪針、または長めの輪針1本、輪針+棒針(玉ナシ4本・5本針のうち2本)、棒針(玉ナシ4本)いずれかで出来ますが
輪針のコード部分を効果的に使いますので 輪針使用のほうが編みやすいです。
針は2本のうち1本に最初の輪っかを通し、画像のようにくるくる糸をマキます。
つま先の目数が1周22目だとしたら その半分の11回まきます。
こんな風に持って上のシンフォニーウッドの方から始めます(わかりやすいように2種類で編んでいます)同じ針どうしでで編むこと。
編まない方の針はすこし移動させてコードのところにしておきます。
シンフォニーウッドの方を普通に表編みを編みます。編んだら次はひっくり返してシンフォニーウッドをコード状態にしてメタルで表編みします。最初に作った輪っかが始めにありますので それは外します。
※輪針の苦手な場合はココからは棒針に変更してもいいですよ。
次の段から 一段おきに増し目をしていきます。増し目は甲側・足裏側の端1目内側でねじり増し目します。(両端に2目たつ)
一周分の目数(ここでは62目)になったらつま先完了です。
同じように棒針でする場合 最初の2段ほどがすこし編みづらいですが 編めないことはありません。
甲側・足裏側のどちらかを2本に分けて編むといいでしょう。